がん患者の生活情報を、心に響く音声で届ける

がん患者やその家族にとって、実際に病気を体験した人の言葉や意見は、何にも代え難い支えとなります。「がんと生きる」は、視聴者のアンケートをもとに企画したがん患者の治療や生活にまつわるさまざまな生活情報を発信するポータルサイトです。その特徴は、体に負担がかかり、集中力が落ちる治療中でも受容しやすい音声コンテンツとして配信していること。今後はがんのサバイバーの方々にも登場してもらい、がんを患ったことで孤独感や社会との断絶間を感じやすい患者の心を癒すとともに、このメディアを通して患者の就労支援など社会との繋がりをより強めることを視野に入れた活動も、行っていく予定です。

ジグノシステムジャパン株式会社
「がんと生きる」

写真左から、「がんと生きる」出演者の坂本はと恵さん(国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 サポーティブケアセンター/がん相談支援センター 医療コンシェルジェ推進室)、ディレクターの金田恒夫さん、聞き手の古賀涼子さん(フリーアナウンサー)

がん患者と家族に役立つ生活情報を音声で

 ジグノシステムジャパン株式会社は株式会社エフエム東京の関連企業で、モバイル端末向けサービスを中心としたインフォメーションプロバイダー事業、システムソリューション事業、コマース事業、映像音楽制作事業などを展開しています。同社は、2021年6月18日より、がん患者とご家族、身近な方々に役立つさまざまな生活情報を音声コンテンツとして届ける、「がんと生きる」の配信を開始しました。

 「がんと生きる」の企画は、同社執行役員 ソリューション事業本部 副本部長 石井伸明さんが知人をがんでなくす経験をしたことから始まりました。その時石井さんは、「がん患者さんにどう声をかければ良いか分からず、がん患者さんや、そのご家族向けに何か情報発信ができないかと考えた」そうです。

 その後、国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 サポーティブケアセンター/がん相談支援センター 医療コンシェルジェ推進室の坂本はと恵さんに相談を持ち込み、企画が動き出しました。

 音声でコンテンツを配信するという方針は、ジグノシステムジャパンがエフエム東京の子会社であるということがスタートラインにあったと石井さんは振り返ります。それに加え、東日本大震災の時に音声が持つ力を身をもって知ったことが大きかったと、同社取締役ソリューション事業本部 ソリューション営業部長 唐島一臣さんが言葉を添えてくれました。

「私は東日本大震災の時にラジオ局にいました。その時に宮城地区のリスナーの方からいただいたメールで一番印象に残っているのが、『ラジオで自分たちの名前を呼ばれた時、まだ社会と繋がっている気がした』という御感想でした。音声で語りかけることで、その人の社会性を維持できる。それが音声の力だと実感できました」

がん患者と家族、友人にさまざまな生活情報を発信する「がんと生きる」ポータルサイトのトップ画面。患者の気持ちに寄り添う内容を、音声コンテンツとして届けています
https://withcancer.online/

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