挑戦し能動的に行動する習慣を付け、
イノベーションを身近に

ヤッチャレ運営委員会委員長を務める国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 共創場デザイン研究チーム チーム長の小島一浩さん

イノベーションを身近に

 「イノベーションをチャレンジに置き換えて、イノベーションをもうちょっと身近に感じられるものにする。自分自身がイノベーションを起こすことができる。それは、チャレンジという身近なところからスタートしよう、というのがテーマ」だと、小島さんはさらに詳しくヤッチャレの目的を語ってくれます。

 生活者が自発的に何かに挑戦するというヤッチャレのテーマは、産総研柏センター 人間拡張研究センターの研究とも深くかかわっています。

 人間拡張研究センターでは、人間は能動的なものであるというモデルをもとに、人間拡張技術を研究しています。従来の工学では環境があって、人間は何か刺激を受けてそれに対してレスポンスを返すという考え方を採用していました。これに対して人間拡張研究センターでは、人間が何か行動を起こした結果として反応が返ってくる、Action-Perception(行為-結果知覚)モデルという考え方を採用しています。

 自分を起点にして環境との接し方を考え、環境から返ってくる反応のところを技術的にサポートしてあげると、自分が世界を変えたという自己効力感を上げることができます。そうすると、もう少しやってみよう、もう少し変えてみようという意欲が生まれ、人間が能動的に行動するようになります。このモデルは例えば介護などにも応用できると小島さんは言います。

「少し歩いてみたら歩けるになった。だったら、もうちょっと歩いてみようということになります。能動的なモデルをもとに世界をとらえ直すと、自分が積極的に動くことで世界が変えられると考えられるようになります」

 自分が何か外に働きかけることで何かが変わる。チャレンジすると自分も変わるし、世界を変えることができる。産総研柏センターがやっている人間拡張技術の研究は、一人ひとりが能動的に何かに挑戦することでイノベーションの種が生まれるという、ヤッチャレのコンセプトにそのまま結びつきます。

産総研柏センターの人間拡張研究センターでは、人間が能動的に行為を行うことで反応が返ってくるというモデル(Action-Perceptionモデル)をもとに人間をサポートする技術の研究を行っています

イベントは終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

アーカイブ動画はこちら

MAGAZINE

柏の葉を中心に、このエリアには多種多彩な最先端のテクノロジーを開発し、
未来を担う企業や研究所が数多く存在する。

彼らのまなざしは、つねにその先の未来へと向けられている。

MORE
2020年のMAGAZINEはこちら

Join Us

街という大きなスケールで、実証・実験ができるスマートシティ、柏の葉。

ここでは、多彩な研究機関や大学、施設がさまざまなチャレンジをサポートする。

さぁ、柏の葉とともに、世界を、未来を、変えよう。

MORE